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精密計測
三次元測定機(CMM)は、機械部品の三次元形状、寸法、位置などを測定するために、広く機械産業分野で利用されている測定機であり、CMMの高度化は、品質保証のうえで必要不可欠な要求です。また、CMMによる測定は、測定室や恒温室で使われている状況から広く工場や生産現場(以下、現場環境)で使われるようになってきています。一方、CMMを利用した測定における不確かさの評価については、多くの研究がありますがCMMの精度評価、幾何学誤差の補正、測定戦略の影響などが大部分で、測定環境の影響を考慮したものは少ないです。そこで、本研究では、現場環境でCMMを使う場合に問題となる要因を解析し、問題解決のための提案を行うことにより、現場環境における三次元測定の高度化を行うことを目的としました。
図1 測定の不確かさに影響を及ぼす要因
関連項目
- 現場環境における三次元測定機の高度化に関する研究(平成23年度研究概要)
- 幾何形状測定の信頼性向上に関する研究(平成22年度研究概要)
- 幾何形状測定の信頼性向上に関する研究(平成21年度研究概要)
- 製造現場の形状計測向上に関する研究(平成20年度研究概要)
- 現場環境における三次元測定機の高精度化に関する研究(平成19年度研究概要)
- 現場環境における三次元測定機の高精度化に関する研究(平成18年度研究概要)
- 現場環境における三次元測定機の高精度化に関する研究(平成17年度研究概要)
- 現場環境における三次元測定機の高精度化に関する研究(平成16年度研究概要)
- 計測標準高度化に関する研究(平成15年度研究概要)
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