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食品工場支援事業

概要

 中小食品工場は、不十分な自動化工程や自動化が進まない工程間作業が散在しており、生産ロスなども原因となって、労働生産性が伸び悩み、結果的に人員確保にも影響するような課題を抱えていることが少なくありません。
 一方、中小食品工場に設備を提供する中小食品機械メーカも、単一工程に資する装置などは提供しても、食品工場の経営、工場全体の自動化や生産性向上に資する商品やサービスの提供が不分であることも見うけられます。
 そこで、一般財団法人機械振興協会技術研究所は、中小食品工場の課題を解決して、中小食品工場の経営改善に資するとともに、中小食品工場の課題解決に必要な投資を、食品機械メーカや、食品機械業界未参入の製造業にとっての新規事業として開拓するための食品工場支援事業を実施しています。
 本事業では、中小食品工場の製品開発、製造及び製販一体化に資する各専門家が、大学、学会、団体、公設試、技術士事務所、食品機械メーカ及び食品機械業界未参入の製造業などから参加したチームを編成して、伴走型で中小食品工場の支援を行う「異業種連携チーム方式」を考案し、その検証実験のため「食品工場支援技術研究委員会」を設立しました。
 現在、本委員会では、中小食品工場2社と共に「異業種連携チーム方式」の検証実験を進めています。





1.課題

2.「異業種連携チーム方式」で解決!