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データ活用農業事業

概要

機械産業の知見を用いて社会課題を解決し、機械産業にも市場を創ることを目的として、農業に取り組んでいる。技術研究所も、その開発を担ったミドルウェアであるORiNを活用した生産管理技術を用いて、農業の高度化に努めている。具体的には、センサやソフトの技術をもってデータを蓄積・活用し、個別のプロセスを高度化させるとともに、事業総体としての価値の向上を目指している。体制は、コミュニケーションを通じて需給の双方の交流を促すため、技術研究所が主宰する「コンシューマーアグリ研究会(CA研究会)」を設けて、推進している。
社会課題への対応は、市場に投入・試行することでニーズを誘発する等を通じた革新を生むため、生産管理のソフトを開発した(同ソフト(「豊菜プランナー」)は、平成31年2月に商標登録)。こうした取り組みを受けてさらなるニーズが寄せられている。
こうしたニーズのもとに、「気象データにもとづく生産計画の高度化」、「データでつなげる」及び「室内型パレット生産装置の実用化」の3つの視点で事業を進める。


(1)気象データにもとづく生産計画の高度化の研究

気象データにもとづく生産計画の高度化として、「天候予測に基づく収穫時期や収量を予測する機能」を試作開発する。豊菜プランナーに、本機能を付加して連携運用することで、気候変動に応じた農業法人の生産の安定・効率化に貢献可能である。


(2)データでつなげる

豊菜プランナー及び天候予測に基づく収穫時期や収量を予測する機能を核に、製造業にミドルウェアであるORiN(Open Resource interface for the Network)などを活用し、川下側(例:外食産業など)からの要望が高い、顧客側仕入システムと生産のデータでつなげることで、農業事業全体の収益性を向上させるとともに、川上側のプロセスの向上の可能性を把握する。


(3)室内型パレット生産装置の実用化

障害者が作業を行う組織(例:社会福祉法人)に導入可能となるよう安価で、障害者でも容易に利用可能な操作性を有する室内型栽培装置である「パレット型生産装置」を開発し、栽培レシピなどの運用技術を整備して実用化し、社会福祉法人などへの導入促進をはかる
 本「パレット型生産装置」により、機械技術活用による障害者就労や障害者の活動バリエーションの拡大に貢献する。


実用化・活動

関連項目

お問い合せ先

    担当部署:技術開発センター
    担当者:木村 利明
    TEL:042-475-1188
    FAX:042-474-1980
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