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調査研究報告書 詳細

産業構造の早期把握に関する調査研究

報告書No. H11委-3
発行年月 : 平成12年3月


(株)日本アプライドリサーチ研究所

Ⅰ 主要目次
1. 調査の取進め
(1) 緒論
(2) 招聘者
(3) 報告書の構成、入手資料
2. 調査結果
(1) TABDの概要 
1)TABDとは  2)TABDの5作業部会 3)TABDの歴史 4)TABD化学品セクター1 5)新規物質届出の相互受入れ(MAN) 6)TABDベルリン会議
(2) SLIMの概要
1)SLIMについて 2)SLIMフェーズIV 48の勧告 3)今後の計画  
資料1 講演会資料 資料2 TABD化学品セクターの勧告書
資料3-1 1999年TABDベルリン会議速報 資料3-2 1999年TABD最高経営責任者会議の結論
資料3-3 1999年ベルリン声明 資料4 SLIMフェーズIVチームの最終報告書
Ⅱ 概要
欧米ビジネス対話(TABD)は、欧米間の貿易と投資の障壁を取り除き活性化させるための対話である。 TABDの概要、特に化学品分野の活動を重点に調査した。化学品を含め機械等の輸出に影響する欧米の法 制度の調和へ向けた動きが明らかとなった。
(1) TABDには、自動車、化学品、情報通信、重機産業、医薬等欧米間の主要産業分野で、政府高官、企 業の最高責任者が参加している。欧米どちらか一方で承認されたものは、同時にすべての地域で承 認されたものとする相互認証協定(MRA)の討議が行われている。
(2) 化学品分野では、試験データの相互受け入れを目指すGLPの相互認証、新規化学物質届出制度の簡素 化、リスクアセスメントの手法の合意が主題である。
(3)  欧州では、法令の国際調和に関して欧州委員会が主催する会議SLIMで討議が行われた。化学物質に 関しては、「危険な物質指令」の再評価が行われ、TABDの課題を含め指令の全分野にわたって48の勧 告がまとめられた。