調査研究報告書 詳細
計量計測機器産業の直面する課題と将来展望に関する調査研究
報告書No. H13委-17
発行年月 : 平成14年3月
社団法人 日本計量機器工業連合会
Ⅰ 主要目次 | |
1. | 要約 |
(1) | 計量計測機器の果たす役割 |
(2) | 計量計測機器産業の特徴 |
・ | 国際競争力格差の要因分析 |
・ | 技術競争力の国際比較 |
(3) | 計量計測機器の技術革新を実現するための課題 |
・ | 人材の確保及び育成 |
・ | 社会基盤及び周辺技術 |
・ | 国際標準及びトレーサビリティ関連の法整備 |
(4) | 計量計測機器産業の展望と戦略 |
・ | 技術革新の展望 |
・ | 社会の要請・制約への対応 |
・ | 技術革新を進めるための戦略 |
・ | 総合戦略 |
2. | 国際競争力に関するアンケート調査結果 |
3. | 国際競争力のある計量計測機器海外展開事例 |
(1) | 産業の活性化を図る上での現状と前提条件 |
(2) | 機種別海外展開事例 |
・ | コンピュータスケール ・体脂肪計付ヘルスメーター 3.圧力センサ |
4. | 計量計測機器機種別の状況 |
(1) | 課題と将来展望 |
・はかり産業 ・流量計産業 ・圧力計産業 ・試験機産業 ・ガスメーター産業 ・水道メーター産業 ・ガソリン計量機産業 ・タクシーメーター産業 | |
参考資料 海外進出状況に関する調査結果 |
Ⅱ 概要 産業の基盤ツールとして幅広い分野で使用されている計量計測機器も、他の日本製機械製品と同様に高品質、低価格を武器に世界市場においてユーザーから高い信頼を得てきたが、近年の諸外国とりわけアジア諸国の経済、技術進歩による追上げが予断を許さない状況となり、我が国計量計測機器産業の立場は大変厳しいものとなっている。 また、新しい原理による計量・計測方法の開発等が行われておらず、既存製品の高付加価値化、用途別応用分野への対応等により活路を見出してきたのが現状である。 そこで世界市場において優位な地位を維持してきた我が国計量計測機器産業のさらなる国際競争力強化と将来に向けた展望及び施策を探るべく、業界の現状と課題について、はかり、流量計、圧力計、試験機、ガスメータ、水道メータ、ガソリン計量機、タクシーメータの各機種ごとに調査、検討を行った。 |