調査研究報告書 詳細
中堅企業の開発・設計部門での海外移転が国内生産技術に与える影響
報告書No. H14-6-1A
発行年月 : 平成15年3月
株式会社 富士総合研究所
Ⅰ 主要目次 | ||||
1. | 海外生産シフトの質的変化 | |||
1 製造業の海外投資の動向 | ||||
2 中小・中堅製造業を取り巻く環境の変化 -1990年以前、1990年以降- | ||||
2. | 自動車部品関連企業における開発・設計部門での海外移転の実態 | |||
1 海外生産シフトに係る近年の動向 | ||||
2 中堅企業の海外進出の実態 | ||||
3. | 電機関連企業における開発・設計部門での海外移転の実態 | |||
1 海外生産シフトに係る近年の動向 | ||||
2 中堅企業の海外移転の実態 | ||||
4. | 産業機械関連企業における開発・設計部門の海外移転の実態 | |||
1 海外生産シフトに係る近年の動向 | ||||
2 中堅企業の海外移転の実態 | ||||
5. | 国内生産技術に与える影響(自動車部品、電機、産業機械) | |||
6. | 今後の対応策(中小企業経営の方向、支援策) |
Ⅱ 概要 我が国製造業における量産機能の海外移転から開発・設計機能の海外移転という、これまでの空洞化とは異なる質的変化は、中堅サプライヤーの海外移転の活発化により一層加速することが考えられ、今後の国内生産技術の維持・向上に対して大きな負の影響を与えることが懸念される。 そこで、本調査研究では、進出先として急速にクローズアップされている中国を中心に、産業機械を含む自動車、電機関連の中堅サプライヤーの開発・設計部門の移管状況について実態を把握するとともに、国内の生産技術に及ぼす影響を分析した。さらに、空洞化の質的変化に対応した今後の産業政策のあり方について検討を行い、提言をまとめた。 |