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調査研究報告書 詳細

我が国機械産業における知的財産戦略強化の取り組み

報告書No. H15-5-1A
発行年月 : 平成16年3月


経済社会活性化研究所

Ⅰ 主要目次
第Ⅰ部 わが国における知的財産戦略の現状
第1章 世界的に重要性高まる知的財産戦略
第2章 知的財産立国を国家戦略に据えた日本政府
第3章 知財保護、活用を強化する特許行政
第4章 司法当局による知財訴訟への本格対応
第5章 知的財産の創造に転じた大学
第Ⅱ部 先端技術分野における知的財産戦略の取組状況
第1章 経営者の認識と社内体制
第2章 先端技術分野での知的財産戦略の成果
第3章 知的財産保護対策の本格展開
第Ⅲ部 アジア諸国における模倣品等の実態及び日本企業の対応
第1章 模倣品発生の実態と被害状況
第2章 模倣品に対する中国政府の対応
第3章 日本企業の姿勢と対応
第4章 業界ぐるみで取り組む模倣品対策 
第5章 模倣品問題の今後の注目点
第Ⅳ部 わが国機械産業の知財戦略強化に向けた提言
第1章 時代が求める知財経営の確立
第2章 強く望まれる知的財産の情報開示
第3章 急がれる職務発明制度への対応
第4章 知的財産の流通、流動化推進
第Ⅴ部 資料編

Ⅱ 概要
 世界的に知的財産の重要性が高まっている中で、まず第Ⅰ部で遅ればせながら緒についたわが国の知的財産立国戦略の目指す方向と特許行政の効率化、司法改革、大学の変身などの現状を検証し、第Ⅱ部では企業の知的財産戦略の取り組みについて触れ、経営者の知財意識と社内体制、先端分野での知財戦略の成果、知財保護対策の内容などを浮き彫りにし、第Ⅲ部では中国を中心とするアジアにおける模倣品の実態と日本企業の対応を探るため、模倣品発生の実態と被害状況、中国政府の対応、日本企業の姿勢、業界ぐるみの模倣品対策、模倣品問題の今後の注目点などについて点検し、第Ⅳ部では、わが国機械産業の知財戦略強化のための手法として、知財経営の確立、積極的な知財情報の開示、職務発明制度への対応、知財の信託・証券化による流通の促進などに取り組むよう提言している。