調査研究報告書 詳細
産業機械の環境配慮設計に向けた指針作成に係る調査研究―製品アセスメントガイドライン作成指針―
報告書No. H17-4-1A
発行年月 : 平成18年3月
Ⅰ 主要目次
序章 調査の背景と目的
1.調査目的
2.調査手順(委員会構成、検討経過等)
3.スケジュール
第1章 産業機械の製品アセスメントガイドライン作成指針
1.1 目的等
1.2 製品アセスメントを進めるための3つの側面
1.3 指針の構成
第2章 ライフサイクル各段階の関係者および環境要求等の把握ガイド(指針A)
2.1 製品のライフサイクルの同定と関係者の把握
2.2 関係者からの環境要求情報の収集、考えられる環境リスクの整理
2.3 ライフサイクル情報・環境要求情報の活用
第3章 製品アセスメント項目の抽出および評価方法確立のためのガイド(指針B)
3.1 製品アセスメント項目抽出の手順
3.2 製品アセスメント項目の評価方法
第4章 製品アセスメントを運用するためのガイド(指針C)
4.1 指針の目的
4.2 規程する内容
4.3 製品アセスメントの持続的な改善の実施
添付資料
Ⅰ 産業機械メーカーヒアリング項目
Ⅱ 産業機械メーカーヒアリング記録
Ⅲ 製品アセスメント事例
Ⅱ 概要
製品の製造に関し、設計段階から環境に配慮し環境負荷の低減を図ることが、国内外で求められている。
昨年度、産業機械を対象とする環境配慮設計の状況調査を行い、3R等の環境対応の促進を図る上での課題等を整理したが、産業機械由来の鉄スクラップが国内全スクラップ発生量の約13.8%を占め、産業機械の動向が国内外の鉄リサイクル・システムに与える影響が大きいことがわかっている。
これを更に一歩進め、産業機械メーカー各社が、製品の製造段階から輸送、使用、廃棄までのライフサイクルを通して環境負荷の低減を図る環境配慮設計を進める上でベースとなる「製品アセスメントガイドライン作成指針」をまとめた。
また本指針では、産業機械メーカーでのヒアリング調査から、現場で使い易くするようにとの要望に答え簡潔にまとめ実際に役立つ指針を目指した。