調査研究報告書 詳細
石油・原材料費等の価格変動と製造業の対応に関する調査研究―資源制約に対応する製造業の技術革新の方向性―
報告書No. H18-4-1A
発行年月 : 平成19年3月
株式会社 テクノリサーチ研究所
【目次】
第一部 資源制約によりもたらされるリスクの実態
1.資源リスクの構成要素 2.調査の対象とした資源 3.各資源に関する需給・価格・リスクの実態
(1)エネルギー資源:原油 (2)鉱物資源:ベースメタル (3)鉱物資源:レアメタル
第二部 資源制約に対応する技術革新の方向性
1.我が国製造業における資源制約に対応する技術開発の実態
(1)エネルギー資源 (2)工業資源 (2-1)石油由来製品 (2-2)鉱物資源 (2-2-1)ベースメタル (2-2-2)レアメタル
2.資源制約に対応する新たな取り組み(技術革新)と今後の方向性
(1)注目される取組み (2)注目される技術 (3)今後の方向性
参考資料
1.リサイクル関連技術の公開特許データ
2.米国における技術開発の実態
【概要】
エネルギー資源および鉱物資源の大半を海外に依存する我が国製造業においては、資源制約によりもりもたらされるリスクの存在を把握し対応を図ることが重要な課題である。
このため本調査研究では、我が国機械製造業の今後の発展のために求められる取組みの方向性を見ることを主なテーマとして関連情報の収集・分析を実施。特にリスクが高いと考えられる代表的な資源について実態を調査・整理するとともに、資源制約への技術的対応の実態および技術開発・導入動向等の把握を行なった。
そこからは、我が国製造業が将来的に持続的な発展を実現し競争力を維持・向上するためにも、直面する重要課題の本質的な解決につながる技術の育成および普及に、戦略的視点に立ち取り組む必要があることが確認された。