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調査研究報告書 詳細

外部労働資源の活用とモノづくり力の維持向上に関する調査研究

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報告書No. H18-1-1A
発行年月 : 平成19年3月


株式会社 三菱総合研究所

【目次】

1.調査研究の概要
2.我が国製造業における外部労働資源の活用状況の俯瞰
3.企業における外部労働資源の活用とモノづくり力の維持向上方策の状況
4.外部労働資源の活用が技能蓄積に対して与える影響の検討

【概要】 

 「団塊の世代の退職による技能伝承の困難化」「外部労働資源の活用の急速な増加」を始めとした生産現場を取り巻く様々な環境変化に対して、競争力の基盤である『モノづくり力』の維持・向上のために、製造業各社がどのように取り組んでいるのかについて、文献調査及び企業事例ヒアリングにより実態を把握した。
 その結果を踏まえて、モノづくり力の維持・向上のためにわが国のモノづくり企業が今度どのように対応していくべきかについて、特に、日本のモノづくりの基盤となっている技能蓄積に対して外部労働資源の活用が与える影響を中心として、有識者の委員会及びヒアリング等を参考に検討を行った。
 検討の結果、外部労働資源の活用をいくつかのパターンに整理するとともに、技能蓄積の点を始めとして活用に際して留意すべき事項をまとめた。さらに、外部労働資源の活用の問題点として質の低下が顕在化しつつあり、今後活用を進める際にはその点を十分認識して取り組む必要があることを提言した。