調査研究報告書 詳細
人に優しい社会システムの構築とモノづくり企業の可能性
報告書No. H19-1-1A
発行年月 : 平成20年3月
三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)
【目次】
Ⅰ.はじめに
1.調査の背景・目的
2.調査内容
Ⅱ.社会潮流
1.人口減少社会の到来
2.超高齢化社会の到来
3.環境負荷低減に対する要請の高まり
Ⅲ.人に優しい社会システムの実現に向けた取り組み
1.交通分野
2.医療福祉分野
3.環境分野
Ⅳ.人に優しい社会システムにおけるものづくり企業の役割
1.交通分野
2.医療福祉分野
3.環境分野
Ⅴ.まとめ
【概要】
本調査では、地球温暖化や少子高齢化などの問題が顕在化し、深刻化している中で、それらに対応する様々な技術開発や仕組みが構築されてきていることに着目し、交通、医療福祉、環境の3分野における将来の社会システムを描きつつ、先行的な取り組み事例を調査した。
交通分野については、環境への配慮やモビリティ向上への取り組み事例、医療福祉分野については、胎児の段階から亡くなるまでの一生涯にわたって健康状態を維持継続するための取り組み事例に加え、高齢期の自立的な暮らしを促すための事例についても調査した。また、環境分野については、地域として新エネルギーの導入に取り組んでいる事例とそれを支える技術について調査した。
以上の事例調査をもとに、将来の望ましい社会システムの姿を描きつつ、それを実現するために必要な社会の仕組みを検討するとともに、モノづくり企業による関与の可能性について考察した。