ホーム > 経済研究所 > 調査研究報告書 > 調査研究報告書 年度一覧 > 調査研究報告書 年度別一覧 > 調査研究報告書 詳細

調査研究報告書 詳細

EU機械産業の現状と中小企業政策の国際比較に関する調査研究

H21-5-1A_eu_chusyo.jpg

報告書No. H21-5-1A
発行年月 : 平成22年2月


(株)テクノリサーチ研究所

【主要目次】

1.EU 機械産業の動向

2.EU の中小企業と中小企業政策

3.欧州各国における中小企業・ベンチャー育成・振興の取組み
ドイツ・イタリア・フランス・英国

4. まとめ

<参考資料> EU機械統計

【概要】 

 欧州各国においては、直面する様々な課題(例えば、産業クラスターの育成促進、国を超えた中小企業間連携の促進、伝統産業と新産業の融合・連携、中小企業向け資金支援策、雇用確保、人材育成、移民問題・・・・・等々)に対し、EUの共通の枠組みの下、各国毎の固有事情を背景とする独自の取組みが展開されている。
 その取組みは、個別的にも多く課題解決のためのアプローチとしての示唆を有すものとして着目できるが、さらに大きな文脈において着目できるのは、「地域主導」と「国際化」によるイノベーションが牽引する経済・産業の発展であると考えられる。
 今後、我が国において想定される地域分権の進展、経済圏のグローバル化(東アジア経済圏の確立等)に対し、諸条件の整備を図るべく実状を確認することが急がれるとともに、この様なEUの先行例も参考とし、各主体(自治体、企業等)にて新たな環境を前提とする発展のためのストラテジーの検討が図られることが重要と考えられる。