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調査研究報告書 詳細

風力発電関連機器産業に関する調査研究報告書

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報告書No. H22-4-2A
発行年月 : 平成23年3月


(社)日本産業機械工業会

【主要目次】

1. 風力発電の動向

  1.1 風力発電システムの概要
  1.2 国内の風力発電の動向
  1.3 世界の風力発電の動向

2. 国内風力発電関連産業への動向調査

  2.1 アンケート調査の実施概要
  2.2 アンケート結果のまとめ

3. 今後の課題と展望

  3.1 業種別の産業への期待と波及効果
    3.1.1 風車本体
    3.1.2 発電機・制御機器
    3.1.3 軸受
    3.1.4 歯車機械装置
    3.1.5 ブレード関連
    3.1.6 まとめ
  3.2 建設・運転保守関連産業
  3.3 新しい技術
    3.3.1 洋上風力発電
    3.3.2 系統との協調

4.政策への提言検討

  4.1 風力発電の国内産業への波及効果
  4.2 風力発電関連機器産業の発展に向けて

参考資料

【概要】

 風力発電装置は多くの構成部品からなり、技術・経済波及効果は自動車産業に劣らず大きなものと推測されるが産業実態が明らかになっていない。本調査では、風力発電関連企業の抽出を行い、各社へのアンケート調査・分析を行った。その結果、風力発電関連機器産業の分野別の売上高、部品調達率、また業界としての市場の動向予想が明らかとなった。ほとんどの企業は風力発電市場の拡大を確信しているが、風力発電に対する国内政策については先行きが不透明であり、国内市場より海外市場を有望視している。産業を育成していくためには、政策誘導による国内市場の拡大が必要である。国内企業は風力発電に応用可能な各種技術を有しており、風力発電に対する積極的な政策が示されれば、参入企業が増えるとともに、各企業において新技術開発の推進と設備投資にも踏み込める状況にあることが窺えた。