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調査研究報告書 詳細

産業集積の再構築とネットワーク化の実態―「地域資源」を活かしたモノづくり―

報告書No. H14-4
発行年月 : 平成15年3月



Ⅰ.主要目次
序 章 (調査研究の目的・方法等)
第1章 工業統計表に見る主要産業集積地の変化
1.1 工業統計表調査の概要 1.2 主要産業集積地の動向
1.3主要産業集積地の数量的特質
第2章 産業集積の再構築に向けた多角的考察
2.1 産業集積の再構築に向けて 2.2長野県諏訪・岡谷地域の工業集積
2.3 東大阪地域における産業集積の変化
2.4「元気な中小企業」に見る産業集積の変化
2.5 機械産業のグローバル化と国内産業集積
第3章 産業集積地におけるネットワーク化の実態
3.1 調査の実施概要 3.2 調査結果の概要
第4章 産業集積地におけるネットワーク活動への挑戦
4.1 調査の実施概要 4.2 ネットワーク活動の事例
第5章 産業集積の再構築に向けた方策
5.1 本調査研究におけるファインディングス
5.2 産業集積の再構築に向けた方策
資料編 (アンケート調査票)
Ⅱ.概要 
 
序章では、調査研究の目的、調査研究の方法と対象、調査研究の基本フレーム、「ネットワーク」の定義、調査研究の活動経緯及び報告書の構成について述べている。
第1章では、工業統計表に基づいて、国内の主要産業集積地10地域を対象に1995年から2000年までの事業所数、製造品出荷額等に関する数量的分析、2時点比較等に基づいて各集積地の特徴について報告している。
第2章では、調査研究委員会の各委員が産業集積論及び中小企業論の視点に基づいて、産業集積の再構築と中小製造業の関係について、諏訪・岡谷地域や東大阪地域等の具体的な事例を取り上げながら多角的な検討を行っている。
第3章では、産業集積地における中小製造業の企業間ネットワークの活動状況について、山形県、長野県、愛知県及び福岡県を対象に実施したアンケート調査結果に基づいて、企業間ネットワークの広がりなど4地域の比較分析結果について報告している。
第4章では、文献調査及びヒアリング調査に基づいて、山形県庄内地域、長野県諏訪・岡谷地域、東大阪地域及び福岡県福岡・北九州地域におけるネットワーク活動への取り組みについて報告している。
第5章では、各種実態調査から得られたファインディングス及び委員会での検討結果を踏まえて、「地域資源」の活用という視点から産業集積の再構築の方策を提示し本調査研究の結論としている。