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調査研究報告書 詳細

国内素形材産業における受注拡大と市場開拓人材―鋳造・金型・表面処理など素形材企業の受注拡大に必要とされる人材とは?―

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報告書No. H21-5
発行年月 : 平成22年3月



【主要目次】

第1章 本報告書の問題意識と分析視点
:素形材産業の新規受注獲得と市場開拓人材

第2章 国内素形材産業における受注拡大と人材:多角的考察

第3章 国内素形材産業の産業構造の変化:統計データによる把握

第4章 国内素形材産業における市場開拓人材の実態把握:アンケート調査から

第5章 新規受注獲得に向けた国内素形材産業における市場開拓人材とは?
:ヒアリング調査による分析

第6章 まとめと結論:国内素形材産業における産業構造の変化と市場開拓人材

【概要】 

 鋳造・金型・表面処理など素形材企業は売上を特定の受注先企業・産業に依存してきた。しかし、一部の素形材企業は新規受注獲得を強く志向し、数多くの顧客と取引している。その中には「ハイブリッド車や太陽電池・燃料電池、航空宇宙、医療機器など次世代市場」や「海外市場」といった新市場に積極的に参入する企業も存在する。なぜ、彼らはそうしたことが可能なのだろうか?「新規受注獲得ができる企業」には「新規受注獲得を実現する人材」が存在するはずである。本報告書では、当該人材を市場開拓人材と呼称し、広範なアンケート調査とヒアリング調査から国内の素形材企業における市場開拓人材の実態を明らかにしている。その上で、当該人材をいかに獲得・育成・活用するか、その条件を解明している。加えて、市場開拓人材の育成・活用は新たな受注獲得だけではなく、次世代自動車市場や海外市場といった新市場への参入に有用であることを指摘している。