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調査研究報告書 詳細

外資系企業の対日市場戦略

報告書No. H2-2
発行年月 : 平成3年5月



Ⅰ 主要目次
 第1章 外資系企業の対日市場戦略
  1.外資系企業の日本での活動状況
  2.日本市場での業績評価
  3.日本市場に対する製品戦略
  4.日本市場と参入障壁
 第2章 取引慣行の国際比較
  1.取引実態の国際比較
  2.価格決定のメカニズム
  3.コストダウンに対する考え方
  4.品質・納期保障に対する考え方
  5.共同開発体制の構築
  6.企業系列、親・子関係に対する考え方
 策3章 外資系企業の日本市場に対する評価に関するアンケート調査結果
  1.アンケート調査結果
  2.アンケート調査票

Ⅱ 要約
 日本の産業界では近年急速に国際化が進展、諸外国での海外生産比等が積極的に展開されており、日本企業の対外的な意味での国際化はかなりの水準に達してきたといえる。
 しかし、日本国内市場に目を転じると市場開放度、流通販売システム、系列取引問題が日本固有の問題として諸外国から指摘されるなど、内なる国際化という面では多くの課題を残しているといえる。
 本調査は各国の企業文化を構成している市場の価値観、市場二一ズ、開発体制、販売体制、取引慣行等の差を明らかにしようとするものである。
第1章では日本市場における外資系企業の評価を、企業業績、製品戦略、参入障壁等の観点からのアンケート調査結果を分析し、第2章では、企業間関係を日本対欧米の取引慣行の差を中心にとりまとめた。