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調査研究報告書 詳細

21世紀における機械情報産業の方向性と課題―グレーの時代からオレンジの時代へ―

報告書No. H 11-1-1
発行年月 : 平成12年5月



Ⅰ 主要目次
序 章 調査研究の目的と基本フレーム
第1章 産業分野別に見た90年代の動向と今後10年間の方向性
第2章 21世紀の企業環境と経営ビジョンに関する調査結果- アンケート調査結果に基づいて
第3章 21世紀における機械情報産業の方向性と課題- IT関連産業を核に多様化する機械情報産業
資料編
Ⅱ 概要
 第1章では、わが国の90年代における機械情報産業の動向を産業分野別振り返り、21世紀に向けて残された課題を整理した上で、今後10年間の機械情報産業の方向性について考察している。調査対象となった産業分野は、自動車産業、自動車部品産業、家電産業、福祉機器産業、工作機械産業、ロボット産業、半導体産業、光学機器産業、通信機械産業、コンピュータ及び情報関連産業である。第2章では、21世紀に企業環境と経営ビジョンに関しては、機械関連以外の企業を含む上場企業800社を対象にアンケート調査を実施し、90年代及び今後10年間のキーワード、日本経済をイメージする「色」、今後10年間の経営ビジョンの内容、市場・技術の融合等々について統計的分析及び内容分析を行っている。第3章では、本報告書の結論として、今後10年間の機械情報産業は情報技術(IT)を核にしながら多様化する方向にあり、機械情報産業の各産業セクター間では市場及び技術の融合により新産業創造の可能性が期待されること、また、その実現にあたっては少なくとも4つの課題を解決して行かなければならないことなどを提示している。