調査研究報告書 詳細
繊維機械におけるテクノロジーイノベーションに関する調査研究(化学繊維機械・紡績機械)
報告書No. H13委-4
発行年月 : 平成14年4月
株式会社 日本アプライドリサーチ研究所
Ⅰ 主要目次 | |
第1章 | 本調査研究の目的と概要 |
第2章 | 工業統計等の製造業分類の諸問題について |
1. | 本年度調査研究課題の整理 |
2. | ユーザーから見た産業分類の有り方 |
第3章 | 工業統計データを用いた問題点の分析 |
1. | 「旧密新粗」の計量的把握 |
2. | 2桁~4桁分類の「量的基準」の検証 |
3. | 工業統計V表からみた製造業分類の課題 |
4. | 工業統計調査を用いたアクティビティの類似性に関する実証分析 |
第4章 | 本調査研究のまとめ |
1. | 産業構造という分析概念について |
2. | 分析理論と統計データ |
3. | 工業統計表と産業分類 |
補論 | 工業統計に関するヒアリング内容報告 |
Ⅱ 概要 本報告書では我が国の基幹産業である製造業について、その産業実態と産業構造の変化を捕捉するための製造業分類のあり方について考察し、また現行の分類の問題点に関しては工業統計データを用いた計量的な分析によってその抽出を試みた。 まず本調査研究の目的と概要について述べ、生産活動を的確に把握する上で現行の産業分類に生じている問題点を説明し、次に、製造業分類、主に工業統計の諸問題を整理した。また、産業分類のありかたを統計ユーザーサイドからも考察し、さらに、上記の問題点のいくつかを踏まえて工業統計データを実際に再編・加工し、製造業分類の諸問題について計量的な検討を加えた。 本報告書のまとめとして、製造業の「産業構造」という概念について、産業連関分析理論と、事業所を調査の単位とする工業統計表とを対応させて述べ、工業統計表による産業構造の実態把握には、新たな分析視点の設定やデータの調査設計および産業分類体系の見直しが必要となると論じた。 |