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調査研究報告書 詳細

食品廃棄物リサイクルシステム構築における環境機器の課題と将来

報告書No. H13委-2
発行年月 : 平成14年4月


財団法人 農村地域工業導入促進センター

Ⅰ 主要目次
Ⅰ章 食品製造業の食品廃棄物の排出実態
1. わが国の食品廃棄物の発生量と再資源化の状況
農林水産関連企業の業種別排出量及び再資源化の状況
 1) 廃棄物の発生量
 2) 廃棄物の再資源化状況
 3) 外部委託処理費・処分費の状況
 4) 廃棄物別リサイクルの現状
 5) 廃棄物別リサイクルが困難な理由
Ⅱ章 生ごみ処理機等環境機器について
1. 分類と選定 2.コストと性能 3.運転と維持管理 4.保守サービス
Ⅲ章 ヒアリング調査に基づく食品廃棄物の再資源化の取組み事例
1. 再資源化取組みの事例調査結果
2. 食品廃棄物処理上の問題点・課題
3. 循環型システム上の問題点・課題
Ⅳ章 アンケート調査に基づく再資源化の現状と環境機器に対するユーザーニーズ
1. 堆肥を製造している事業者のアンケート調査結果
2. 生ごみ処理機等環境機器を導入している事業者のニーズ等
3. 堆肥を使用している農家のアンケート調査結果
4. 堆肥利用農家のニーズ等
Ⅴ章 まとめ
1. 生ごみ処理機等環境機器の販路拡大策
2. 総括
Ⅵ章 資料編
1. 業者別外部委託中間・最終処分量及び処分単価
2. 廃棄物別リサイクルの現状
3. 廃棄物別リサイクルが困難な理由
4. 食品廃棄物再資源化調査・収集資料データ
5. アンケート調査票
参考資料:各委員の販路拡大策について
Ⅱ 概要
 本調査研究の構成は、6章から成り立っている。第1章では、既往の資料等から、わが国の食品廃棄物の発生量と再資源化の状況をまとめ、次いで(財)食品産業センターが平成12年に農林水産関連企業に対して実施したアンケート調査結果から、汚泥・植物性残さ・動物性残さ・廃食用油だけを抜き出し、業種別排出量や再資源化の状況等を紹介している。Ⅱ章では、既往の資料等から生ごみ処理機等の種類、機種選定方法、処理機のコスト・性能について事業系・家庭系に分け、加えて生ごみ処理機等の運転と維持管理及び保守サービスの留意点等をまとめている。Ⅲ章では、35の事例調査結果をもとに再資源化の実態を一覧表にし、次いで食品廃棄物処理上や循環型システム上の問題点や課題等をまとめている。Ⅳ章では、生ごみ処理機等を導入している事業者等から回収されたアンケート調査結果に基づき機器の評価やニーズ等をまとめ、又、堆肥を利用している農家のアンケート調査結果から、堆肥に対する評価やニーズ等をまとめている。Ⅴ章では、以上の調査結果と委員からの意見を踏まえて、生ごみ処理機等環境機器の販路拡大のための方策について提言している。