調査研究報告書 詳細
RT(ロボットテクノロジー)による産業波及効果と市場分析
報告書No. H19-6-2A
発行年月 : 平成20年3月
(社)日本ロボット工業会
【目次】
第1章 本調査の概要
1.1 実施内容
1.2 調査結果の骨子
第2章 RTの潜在市場ニーズ分野
2.1 RTの定義
2.2 RTの潜在市場ニーズ分野
第3章 RTの産業波及効果と市場分析
3.1 次世代RT産業
3.2 ものづくり分野
3.3 安全・安心公共分野
3.4 生活分野
3.5 RT市場
第4章 RT産業の普及・拡大に向けた課題と取り組み
4.1 RT普及のための課題分析
4.2 ものづくり分野の課題と普及方策
4.3 サービスロボット(安全安心公共分野・生活分野)分野の課題と普及方策
4.4 市場形成に向けて取り組むべき方策
4.5 政策的な課題
第5章 まとめ
<資料編> 1.ヒアリング調査項目 2.アンケート調査表 3.RT関連企業リスト
【概要】
ロボットは、駆動技術、センサ技術、制御技術などの統合システムであるが、今日、このロボット技術(RT)は、ロボット特有の技術として発展するとともに、今日ではこのロボット技術がロボット産業のみならずRT技術の組込製品として他産業への展開がみられる。
このようなことから、RT組込製品も含めてRT産業としての実態把握と市場振興にむけて、本調査ではRTニーズと有望な潜在市場分野の特定を行い、それら有望市場分野のニーズの背景について調査するとともに、RT製品の製造に関わる企業等に対して個別アンケート調査、およびヒアリング調査を実施し、実態の把握(事業化の状況、短中長期に亘る市場の見通し、技術課題、普及要因政策課題等)を行った。
これらのアンケート、およびヒアリング調査の結果を踏まえ、RTの産業波及効果と市場見通しについての分析とともに、RT産業の普及・拡大に向けた課題と取り組みについてまとめた。