調査研究報告書 詳細

【主要目次】

第１章　太陽光発電システムマーケットトレンド
　 　 　 　 １．太陽光発電システム市場動向
　 　 　 　 ２．太陽光発電普及に関する主要国施策動向
　 　 　 　 　 　 １）EU政府　 ２）ドイツ　 ３）スペイン　 ４）米国　 ５）日本

第２章　国内メーカー動向
　 　 　 　 １．セル･モジュールメーカー動向
　 　 　 　 ２．装置メーカー動向
　 　 　 　 ３．太陽光発電普及促進施策に対する期待

第３章　ドイツ市場動向
　 　 　 　 １．現地動向調査の概要
　 　 　 　 ２．現地ヒアリング調査結果
　 　 　 　 　 　 １）IBC Solar AG　　２）alos Vertriebs GmbH　　３）Q-Cells AG
　 　 　 　 　 　 ４）ドイツソーラー工業連盟　　５）ドイツ連邦環境省
　 　 　 　 　 　 ６）SHARP Electronics (Europe)GmbH

第４章　太陽光発電システム将来市場評価
　 　 　 　 １．太陽光発電システム国内将来市場評価
　 　 　 　 ２. 太陽光発電システム海外将来市場評価
　 　 　 　 ３．国内太陽電池タイプ別市場見通し評価
　 　 　 　 ４．太陽電池市場が及ぼす周辺市場インパクト
　 　 　 　 ５．太陽光発電システム市場拡大施策に関する考察
　 　 　 　 　 　 １）支援策のあり方　　２）我が国における支援策の方向性

【概要】　

　 太陽電池技術は、地球温暖化対策に向けた再生可能エネルギー発電技術として高い注目を集めており、欧州を中心としてその市場は急拡大している。しかし、太陽電池に関連した市場規模、市場シェア、需要予測等の統計の多くが発電容量ベースで示されており、金額ベースでの市場予測指標の整備は十分とはいえない。
　 そこで、本調査では各種データの収集や国内関係機関･企業等へのヒアリング、さらにドイツ市場に関する現地動向調査などを実施し、最終的には太陽電池、および太陽光発電システムのマーケットを容量･金額の両面から市場見通しを作成している。
　 なお、市場見通し評価に際しては太陽光発電システム普及施策に関する複数のシナリオに基づく考察を行ったほか、昨年秋以降の世界的な経済危機という要素も加味している。また、調査から得られた知見を元に、我が国の太陽光発電普及施策の今後のあり方に関しても考察を行った。