調査研究報告書 詳細
サービスロボット普及に向けた社会環境整備に関わる調査
報告書No. H20-1-2A
発行年月 : 平成21年3月
(社)日本ロボット工業会
【主要目次】
第1章 本調査の概要
1.本調査の目的 2.実施体制・実施方法
第2章 サービスロボットの世界市場と研究動向の比較
1.サービスロボットの世界市場と予測
2.ロボットの研究動向からみた国際比較
第3章 我が国におけるサービスロボットの開発動向と市場の現状
1.研究開発動向 2.市場の現状
第4章 韓国、欧州、米国におけるサービスロボットの動向
1.韓国 2.欧州 3.米国
第5章 我が国のサービスロボットの課題と普及にむけた社会環境整備
1.サービスロボットにおける各国の強みと弱み
2.分野別におけるサービスロボットの課題
3.サービスロボット普及のための社会環境整備
第6章 まとめ
【概要】
我が国では、産学官あげてサービスロボットの研究開発が活発に行われているとともに、そのプロトタイプも数多く輩出しているが、市場の観点から見ると上市されたものは少なく未だ黎明期にある。
本調査では、サービスロボットのビジネスにおける国際的優位性を確保する観点から、医療・福祉、公共(警備、防災等)、そして生活の3分野を対象に、国内および海外、特に韓国、欧州、そして米国におけるロボットの研究開発や市場の動向について文献調査や現地調査等を踏まえた現状把握を行うとともに、日本、韓国、欧州、米国におけるその強みと弱みについて概観した。
さらに、我が国においてサービスロボットの事業化を進める上で障害となっている課題(規格、法律、保険、税制や融資制度等)について調査・分析を行い、その結果をもとにサービスロボットの普及に向けた社会環境整備としての方策提言を行った。