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調査研究報告書 詳細

中東地域におけるモノづくり産業の発展可能性と日系企業の役割

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報告書No. H21-2-1A
発行年月 : 平成22年3月


(株)価値総合研究所

【主要目次】

第1章 調査の目的と方法

第2章 モノづくりの観点から見た調査対象地域の特徴

第3章 トルコにおけるモノづくり産業の発展ポテンシャル

第4章 エジプトにおけるモノづくり産業の発展ポテンシャル

第5章 アラブ首長国連邦(UAE)におけるモノづくり産業の発展ポテンシャル

第6章 サウジアラビアにおけるモノづくり産業の発展ポテンシャル

第7章 中東地域におけるモノづくり産業の発展可能性

【概要】 

  経済のグローバル化が進展する中、我が国モノづくり産業も中国・東アジアを中心にグローバル拠点を整備してきた。このような状況の中で、現在注目されるのが中東地域である。近年の原油価格の高騰によるオイルマネーの還流による所得の上昇や国家の投資余力を生み出すと共に、地理的に見ても東アジアと欧州、アフリカとの結節点に位置することになる。調査は、岩見元子財団法人海外投融資情報財団調査部特別研究員を委員長とする委員会を組成し3回開催すると共に、トルコ、エジプト、アラブ首長国連邦及びサウジアラビアの4カ国を対象とする各国のモノづくり拠点としての発展可能性について現地調査を行い、調査を進めた。ものづくりの発展段階からみると4カ国の現状、ポテンシャルは大きく異なる。したがって、日系企業に求められる役割は、各国の発展段階に応じたものづくり人材の育成への協力であり、同時に各種の産業インフラの整備に当たっては機械や設備の販売に加え、運用やメンテナンスのサポート面を重視しつつ、そのようなインフラ機器の整備を通した人材育成への協力が必要である。