ホーム > 技術研究所 > 講演会・セミナー > ものづくり人材育成研修 > 有機物分析(赤外分光分析)

D.有機物分析(赤外分光分析)

  • 開催日時:[D1] 平成27年2月23日(月) 13:15~16:30
         [D2]平成27年2月25日(水) 13:15~16:30
  • 定員:1~4名/1コマ
  • 担当:川口聖司

有機物は種々の工業製品に用いられています。またその一方で工業製品の不具合要因にもなりえます。本講座では実習を交えながら(1)赤外分光分析装置を用いた有機物の測定法・解析法、(2)製品開発・品質管理への応用、について紹介します。

プログラム

1.講義
◎  赤外吸収スペクトルとは何か?
  ・熱と物質の関係について
  ・官能基・分子構造と基準振動
◎  赤外吸収スペクトル
  ・スペクトルから得られる情報およびスペクトルの見方
◎  品質管理 製品開発への応用
  ・分析目的
  ・物質が持つ情報について
  ・分析方針の決定
◎  分析手法
  ・反射法・透過法・ATR法・マッピング法
2.実習
実際の装置を用いて、試料作成・測定・解析などを体験していただきます。
また参加者の方による試料の持ち込みにより、問題解決法を議論します。
3.質疑応答(適宜)
質疑応答時間は適宜設けますが、疑問に思った場所での積極的な質問を歓迎します。

担当者よりコメント

・ものづくりの現場では、種々の分析手法を「知る」ことが大きな武器になることが少なくありません。したがって、現在赤外分光をご利用の方から、「赤外分光って何?」「将来赤外分光を利用してみよう」という方まで、ご参加ください!
わかりやすさ・おもしろさをモットーに講義いたします!
・参加者様による実習試料(例:プラスチック、ゴムなど)の持込を歓迎します!
(※ 講義時間内に限りますので、御希望の方は、事前にご相談ください。)