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機械安全のための規格と法律、設計方法の紹介 詳細
必要とされる信頼性を決める
信頼性設計の第一歩は、製品に必要とされる信頼性を決めることです。この手順は、(1)まず、製品の機能に係わる要求、使用条件、環境条件、寿命および信頼性要求事項(信頼度の目標値)を設計仕様で定めます。 (2)次に、 装置が十分な機能を果たすように、装置を構成する各機器に無理のない信頼度を割り振ります(信頼度配分)。(3)最後に、装置の機能ブロック図を参考に信頼性ブロック図を作ります。これら(設計仕様、信頼度配分、信頼性ブロック図)の情報を基に第7回で説明する解析を行い、製品の信頼性を確かめます。ここで、衛星通信システムの機能ブロック図から作った信頼性ブロック図の例を以下に示します。